作業環境紹介

 


他人の作業環境を知る機会ってなかなか無いよね、みたいな話があって、各々の作業環境を書くことになった。

 

 作業机

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純粋な作業用のスペースで、1.2m x 0.6mの机と、部屋に備え付けのカウンターテーブルを組み合わせて使っている。

ちなみにデスクトップPCとかPS4のディスプレイが備わっている机は別にあって、そっちは1.8m x 0.6mなので机上面積が異常に広い人として知られている。広い机はいいぞ。椅子を180度回転させるだけでどちらの机も使える。

引っ越ししてからまだ1ヶ月なので未だに作業環境の構築に時間を費やしていたりする。

部品入れは100均のものがほとんど。安物じゃないと数を揃えられない・・・。4種類ぐらいで合計50個程度、パーツ入れの小棚、あとはダンボールや工具箱に放り込んである。

 

ドライバ類

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新品だったり中古だったり実家に転がっていたものだったり。特にこだわりがない

ナットドライバーは持ち手が大きくて持ち運びに不便なので、コンパクトなのを買ったはずだけど引っ越しのゴタゴタで行方不明になってしまった。

 

棒レンチ類

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特定の宗派には属していません

トラスコのレンチセット:メイン。対角5以上は使わないので普段外している

エンジニアのレンチセット:MAXONのエンコーダ外すために買ったやつ。小さいので持ち運びに便利。

トルクス棒レンチセット:ネジロック剤に敗北した雑魚。daVinci1.0Jrのメンテに役立った。

その他:モノタロウのバラとかいろいろ、対角1.5~2.5。こっちもよく使う。学ロボ中はこっちしか持ってなかった(必要に応じて近くの機構からパク・・・・借りてた)

 

ボールポイントは便利だけど、長辺側で締めたい時のために 通常のものも持ってくと良さそう。1本だけなら安いし予備にもなる。

 

ペンチ・ニッパー類

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基本的に使うのはエンジニアのニッパーとペンチ。

エンジニアのニッパーは切れ味が良かったが、だいぶ酷使したせいか、今となってはもう・・・・・

フジ矢のニッパーは太い線を切るときだけ。あとは必要が生じた時、極稀に使うので持ってる。

 

刃物類

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主要なカッター類は揃っている。円カッターはもう使わないかな・・・。

ハンドニブラはアルミの薄板をぱぱっと加工するのに便利。

使用頻度は低いし精度も出ないけど、加工速度が良いし自由度も高いので、意外にも重要度が高い工具かもしれない。潤滑必須。

 

はんだ付けまわり

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PX-201にK型の小手先。CやD型も持っているけどK型に落ち着いた。電源にスイッチ挟んでおくとQoLが爆上がりするのでおすすめ。

温調はんだごてはFX-600が主流だけど、パワー系のはんだ付けをすることが多い人は1.4倍高出力なPX-201のほうが良いかもしれない。

標準のエンピツ(B)型はゴミと主張する人がたまにいるけれど、多くの場合慣れでなんとかなる。もちろんKやD、C型の方が便利なので交換したほうが良いのは事実。

 

小手先の掃除には水スポンジを使っている。それなりの期間たわしを使ったこともあるけど、除去能力がいまいちなのと、はんだカスが飛び散るのが嫌でスポンジ使いに落ち着いた。

スポンジに切り欠きを入れておくと、切り欠きにはんだを落とせて便利。自分は真ん中に穴を開けているが、パックマン型に切るのが一般的なんじゃないかな??

はんだ付けの度に蛇口からスポンジに水を入れるのが面倒なので、ジェットオイラーに水を入れて近くに置いてある。便利。

 

ピンセットは普通のと逆作用のもの。はんだ付けに逆作用ピンセットは必須なので揃えるように。2つ以上持ってても良い気がする。松脂はAliExで100円ぐらいのを買った。フラックスをじゃぶじゃぶつけたい時にあると幸せになれる。

ESDを考えると樹脂+金属チップのピンセットが良いんだろうけど、最近の半導体はESD対策のおかげでそう簡単に死なないし、そもそも実装時も実装後も手でベタベタ触るので"趣味レベルなら"あまり気にしなくていいと思う。

 

ちなみにハンダ吸い取り線は持っていない。

吸い取っても部品を外せるようにならないことが大半だし、なにより確実に言えるのは低融点ハンダのほうが便利だから(持ってないけど)

 

はんだ付けヘルパーは昔持ってたけど不便なので捨てた。クリップを自在に動かせるものよりも、いわゆる基板ホルダー(PCB holder)という類のもののほうが良さそう。

 

はんだは大学で拾った1.2mmぐらいの太いのと日本アルミットのKR-19(高性能ハンダ)の0.65mm。

細かいはんだ付けをする際は線径が細いほうが供給量の調節がしやすいので便利なのは当たり前なんだが、QFPNだろうがメトリックの1005だろうが1.2mmのはんだでなんとかなってしまったりする。

 

その他

安定化電源:中華の30V10A

オシロスコープ:SDS1102(100MHz,1GS/s)、中華の激安マイコンオシロ

LCRメータ:中華の激安LCRメータ

ロジックアナライザ:中華の激安ロジアナ

接触温度計:中華の(ry

テスター:カード型KU-1133

シンワの100mmノギス、糸ノコ、バイス、バッテリー式電動ドリルの本体だけを中古で買って安定化から動かせるようにしたやつ、タミヤのドリルとリューター、どっかのメーカーのタップ&ダイスセット(M3だけスパイラルタップ)、ピンバイス、テーパーリーマー、電源LEDとスイッチを埋め込んだグルーガン